こわい迷信
子供の頃に教え込まれた、こわい迷信ってありませんか?
夜に口笛を吹くと怖いものが出る
とか、
夜にツメを切ると親の死に目に会えなくなる
とか。
こないだ読んだ古い漫画には、
生け花を髪にさすと母が早く死ぬぞ
と、女の子が母親に注意されるコマがありました。
しかし、いったいどうしてそうなるの? 理由は? と、首をかしげてしまうものが意外に多いです。
「夜に口笛を吹くと怖いものが出る」は、死んだ祖父から教わったことですが、たまにオプションで「山から怖いものがおりてくる」と言われたこともありました。たぶん夜に口笛を吹くのをやめさせたかったんだろうけど、怖いものって‥‥何なんでしょうね?
私の祖父はとにかく厳しい人でしたので、あまりつまらない質問をすると怒られそうで、結局死ぬまで聞けずじまいでした‥‥。「怖いもの」っていう言い方は、子供ながらに想像力がかきたてられて結構恐ろしかったものです。しかも、山からって‥‥。どんな姿をしたものだったんでしょう。やっぱり聞いておくんだった‥‥。
「夜にツメを切ると親の死に目に会えなくなる」は、ユタンポさんいわく「夜は手もとが暗くて危ないから、夜にツメを切るのをやめさせたかった、‥‥じゃない?」と言っていますが、そんな明快な理由でいいのか怪しいものです。
「生け花を髪にさすと母が早く死ぬぞ」は、まったく意味がわからなくて本当に怖いです。 「生け花」限定が、妙な説得力を持っていて‥‥、ぶるる。
昔の人は、いったいどんな意図でそんな迷信を作ったのでしょうか‥‥、まぁ、理由がわかったからって、どういうことでもないですけどね。
ウチは「夜に口笛を吹くと蛇が来る」もしくは「泥棒が来る」やったよ-。ナカグマさんの「怖いもの」っていうのは何か本当に怖い感じがするね。
ちなみに蛇は蛇使いが吹いている笛と間違えて寄って来る、泥棒は仲間の合図と間違えてやって来る、と教わりました。
「夜に爪を…」というのは「昔は夜は手もとが暗くて爪を切る時に怪我をする→そこから炎症。破傷風→親より先に自分が先に死ぬ→親の死に目に合えない」と友達に聞いた事があるよ。すっかり十数年信じてるけど違うのかな?
ウチの家の言い伝えられている迷信は「新しい靴は朝におろす」というのがあるんやけど、その続きが「但し夜におろしたい場合は靴を履いて台所を一周歩く事」となってます。
これはどう考えても理由が分からないんだけど、でも今だにその通りにやってるよ。
すごいーーーー!!!
フジ子さんの聞いた言い伝えは、しっかりとした説明付きだったんですね! 感動しました!(蛇、泥棒)
「夜に爪を‥‥」も病名まで具体的で、とても説得力がありますね。うん、これはきっと正しい説明ですよ。私が先生なら、この答えに花丸あげます。
しかし、フジ子さんと私では、家族の世代もだいたい一緒なのに、どうしてこうも教え方が違うのでしょうか‥‥?
(というか、私の家族がいいかげん?)
「新しい靴は‥‥」は、初めて聞きました!
(当たり前か、フジ子さんの家族内の言い伝えだもんね。笑)
私の推理では、夜新しい靴をおろして外を歩いたら、足下がよく見えないので汚れた場所をうっかり歩いてしまい、早く靴が汚れるから、ではないでしょうか?
しかし、厄の回避方法がとてもユニークなのには感動するね〜。
さすがは、生粋の大阪人ですね。
まだまだ聞きたい勢いのナカグマです。
ほんと、フジ子さんは、叩けばホコリの出る人だなぁと、つくづく思います。
また、いろいろ教えてくださ〜い♪