雪と無洗米とドイツ人
3月に入ったというのに、雪降りました。さぶ!
そして、この日ゆたんぽはお米を買いに某ディスカウントショップに出かけ、そこで見知らぬドイツ人の女性に声をかけられました。
「スミマセン。コノオコメト、コノオコメ、オナジ、コシヒカリナノニ、
ネダンガ、チガイマス。ナゼデスカ?」
「あぁ、それは無洗米といって、洗わなくても炊けるお米なんで、ちょっぴり高いんですよ。」
「オコメヲ、アラワナインデスカ?!
ニホンジン、トウトウ、ソコマデキタカ!」(あきれた顔で)
「いやいや、便利なだけじゃないんですよ。お米のとぎ汁は環境にとても悪いし、洗わない分ちょっとだけ栄養分も多い目に残るって言われてるんです。」
ドイツ人の女性は疑わしそうにお米の袋を見たが、ゆたんぽのいうようなメリットはどこにも書いてなく、洗わずに炊ける!というコピーしか載っていなかったようだ。
「ワタシ、ナンバデ、ドイツゴノコウシヲヤッテイマス。シンサイバシニ、オコメノ、センモンテンガアリマス。コンド、ソコデ、キイテキマス。」
(たぶん、心斎橋お米ギャラリーのことを言っていると思われる)
結局それがきっかけで、ゆたんぽはお店の中でしばらくの間、その女性に切々と「ニホンノキョウイク、オカシイデス!」と語られたらしい。帰ってきた時、雪に気が付かなかったゆたんぽに「雪降ったの見た?」と聞くと「雪どころの話じゃないわよ。」とぐったりしていました。