小指を折って手を降ると
昔、父から聞いた話です。
父が仕事で大阪に来た時、車に乗せてもらっていたら、
渋滞に巻き込まれてしまったそうな。
急いでいたので困っていたら、
運転してくれていた仕事先の方が
「大丈夫ですよ」とニヤリと笑い、
なんと、右手の小指を折り曲げて4本指の右手を作り、
運転席の窓から出して、他の車に見えるよう、
手を振ったらしいのです。
すると、近くにいた車があれよあれよという間に、
父の乗った車のそばから離れていき、
結果的に道をゆずってくれたらしい。
父は今も「あのときは本当に驚いた」とよく言っています。