なすすべがない
私には、サラリーマン時代から20年以上愛用していた黄色いマグカップがありました。
そのマグカップが長き役目を終えて、花と散った時のお話をしようと思います。
ある日、コーヒー派の私がめずらしく紅茶を飲みたくなってお湯を注ぐと、
「ピシッ…、ピシッ…、ピシッ…!」
と不気味な音が。。。
見ると、マグカップに細かいひび割れが入り、それが生き物のようにみるみる広がっている…!
驚き立ちすくんでいると、今度はそのひび割れからお湯がどんどん漏れてくるのです。
「ええええ〜!😱」
慌ててふきんで拭こうとしたのですが、熱湯だから
「熱い…!!💦」
さらに、カウンターをつたって足元にも熱湯がこぼれてくるものだから
「熱い…!!💦💦」
ということで、お湯が全部溢れ出てしまうまで、私は少し離れた所から眺めていることしかできませんでした。。。
(カウンターは水浸しならぬ、お湯浸し!)
きっとこういう場面を、「なすすべがない」と呼ぶのでしょうね。